9/3(土)
札幌11R【G3】札幌2歳ステークス
コース解説
札幌・芝1800メートル
スタート地点はホームストレッチの中ほどにあり、1コーナーまでの距離は180メートルほどで、すぐにカーブに差し掛かるので前半のペースは速くなりにくい。コーナー半径が大きく回りが緩やかなため、極端にスピードが落ちずに徐々に隊列が決まっていく。全周がほとんど平坦ということもあり仕掛けどころは明確ではないが、最後の勝負に備えて好位置を確保しようと、3コーナー付近から後続の動きが忙しくなる。4コーナーでは各馬がトップスピードに乗って、大きく横に広がって直線に向く。ゴール前の直線は269.1メートル(Cコース使用時)と短く、加速しながらコーナーを回れるタイプが有利。
9/4(日)
新潟11R【G3】新潟記念
コース解説
新潟・芝2000メートル(外回り)
コーナーを2つ回る芝2000メートルで、JRAで他に例がない独特のコース。バックストレッチを2コーナー奥に延長したポケット地点からスタートして、外回りの3コーナーまでの距離は約950メートル。バックストレッチ中盤過ぎから3コーナー途中まで緩やかな上り勾配で、そこから4コーナーに向けて緩やかに下っていく。ゴール前の直線は658.7メートルとJRAで最長を誇る(芝直線1000メートルコースを除く)。コーナーが少ないため、馬群が大きくバラけずに一団のまま進む展開になりやすい。直線はほぼ平坦で完全に脚が止まる馬は少なく、ゴール前で各馬が横に広がっての接戦になることもしばしば。位置取りや仕掛けどころなど、騎手の手腕が試されるコースである。
小倉11R【G3】小倉2歳ステークス
コース解説
小倉・芝1200メートル
2コーナー脇のポケット地点からのスタートで、3コーナーまでの距離は約480メートル。スタートしてから4コーナーにかけて、途中に平坦な部分を挟みながら一貫して緩やかな下りが続く。ゴール前の直線は平坦で、距離は293メートル。最初から最後まで下りと平坦だけを走るコースで、JRAの芝1200メートルの中でも速い時計が出やすいコース形状になっている。先行した馬が惰性で流れ込むことが可能だが、各騎手ともそれはわかっているので、先行争いが激化することが多い。強いメンバーがそろえば、逃げ・先行馬に対する後続のプレッシャーが厳しくなって、楽なレースはさせてもらえない。直線は短いものの、ゴール前での逆転劇もしばしば見ることができる。
以上、馬舟太郎のひとりごとでした。
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